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2014-07-19
シングルマザーがシェアハウスに住むメリット

シェアハウス(またはハウスシェア)とは、仲の良い友人や同じ夢を持った人、世代の異なる人達が同じ建物に住み、お互い協力しながら生活するスタイルのことをいいます。先日公開した「シェアハウスの選び方」にも記載したように、一言でシェアハウスと言ってもさまざまなコンセプトのハウスが出てきています。そんな中、シングルマザー専用のシェアハウスも少しずつ注目を集めてきています。
なぜ、シェアハウスがシングルマザーの注目を集めているのでしょうか?それは、敷金・礼金が安い、家具・家電が揃っているというだけではなく、母子家庭が抱える悩みのいくつかを解消することができるのではないかと期待されているからです。当然、シングルマザーとなれば、仕事をしながら育児と家事のすべてこなさなければならなくなり、精神的にも肉体的にもかなりの負担がかかってきます。では、「シェアハウス」で生活することで解消される悩み、また、得られるさまざまなメリットを見ていきましょう。

同じ境遇の仲間がいることで安心感を持つことができる
シングルマザーのもっとも大きな悩みは「孤独感」だといいます。頼る相手がいない、相談相手がいない、悩みを聞いてくれる人がいない、親にも頼ることができないなど、社会から置いて行かれているような気持になり、深夜に一人で起きて泣いてしまう方も多いようです。
同じような経験をした仲間が近くにいることで安心感が生まれ、精神的な負担を少なくすることにつながります。たとえば、子育てや将来に悩みがある場合、相談したり共感してくれる相手が近くにいることで、大きな心の支えになってくれます。このように、シェアハウスが生み出すコミュニティが様々な問題を解決し、心地良い気持ちの連鎖が生まれ、ひいてはあらゆる場所で円満な人間関係を築くために役立っていくことでしょう。

時間を節約できる
シェアハウスがもつ「コミュニティ」において、みんなが互いにほんの少しずつ時間を融通し合い助け合うことで、ちょっとした時間のゆとりが生まれます。
少し用事があるときは他の入居者に子供を預けたり、時間があるときは他の入居者の子供を迎えに行ったり、買い物を手伝ってあげたり家事を分担してみたり。こうしてできた時間的な余裕を就労時間にあてられたり、さらなるキャリアアップのための学習時間に使えたり、子供と接する時間を増やしたりすることで生活環境も改善されていくはずです。

生活費の負担を抑えることができる
母子家庭の貧困率は相対的に高く、母子家庭の8割以上の方が生活苦に悩んでいると言われています。生活保護を受けることに関してネガティブなイメージを持っている人も多く、母子世帯の生活保護受給率は15%を下回っているというデータもあります。生活費の中でも住宅費の比率は高くなりがちで、総生活費の3分の1を超えることも珍しくありません。安い物件は古くて狭いということになりますし、新しくて広くなれば、立地面が不利になってきます。当然、家賃の他、水道光熱費、食費、教育費などがかかってきます。
それがシェアハウスでの共同生活することで、通常の物件よりも格安で借りれたり、水道光熱費の基本料金をみんなで負担したり、共用で使用するものをみんなで購入したり。一般住宅に一家族で生活するよりは、あきらかに生活コストを削減することができます。また、シェアハウスは広々とした共用スペースを持っていることも多いため、空間にもゆとりができるでしょう。

子どもの教育にプラスとなる
親子2人でいると、子どもにずっとかかりきりになってしまうことも少なくありませんが、シェアハウスでは、子供たちは子供たちでコミュニティをつくってしまいます。子供同士で一緒に遊ぶ、勉強を教え合ったり、けんかしたり。毎日が修学旅行のように楽しく過ごし、他の子供たちから羨望のまなざしで見られることも少なくないかもしれませんね。一人子や少人数の兄弟では決して経験できない意識、思いやり、協調性が生まれ、子どもたちにとっても、シェアハウスでの生活が一生の宝物となることでしょう。

自分の時間も持つことができる
シングルマザーの方は家事や育児、仕事と常に時間に追われ、自分の時間を持つことができない場合がほとんどです。ですが、シェアハウスを利用することでお互い助け合いながら生活することになれば、これまでの生活より負担が軽減されるので、自分の時間を作ることもできるかもしれません。また、子供同士が触れ合うことで遊ぶ相手をする必要も少なくなり、その時間を使って、キャリアアップのための学習時間に費やすことも可能になります。子供たちにとっても、仲間との触れ合いが非行などの問題行動につながることを抑え、母親が余計な時間を費やすこともなくなることでしょう。

最近では、趣味や生活スタイルに合わせた様々なタイプのシェアハウスが誕生してきており、それを紹介するポータルサイトも増えました。「ひつじ不動産」、「東京シェアハウス」、「シェアシェア」、「SHARE PARADE」など・・・

ただ、忘れてはいけないことは「自立心」です。シェアハウスでいろいろな人の助けに依存してはいけません。節度ある自立した大人として、もちろん母親として、助け合いの精神をもって、シェアハウスのコミュニティに参加するようにしましょう。

当社でも、各ポータルサイトに当社の運営するシングルマザーシェアハウス(埼玉県朝霞市所在)を掲載しています。保証人不要、仲介手数料なども不要なので初期費用が抑えられ、シングルマザーの方も検討していただきやすいと思います。安心してお問合せください。時間にゆとりが出ることにより、安心して「仕事」に打ち込む時間、「育児・教育」にかける時間が生まれてくることでしょう。