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2014-07-08
シングルマザーの心構えって必要?

離婚をするには、マイナスのエネルギーを多く使います。離婚に際しては、もう一度やり直した方が良いのか、もう別れた方が良いのか、現在の状況と将来の不安が渦巻いてしまい、どうしていいのかわからなくなったりもするでしょう。
精神的に追い詰められてしまう人も多くいますが、一方では離婚した後の方が気が楽になったという声もよく聞かれます。ただ、親同士の決断で離婚をするとなっても、必ず子どもも巻き込まれていきます。
子どもの親権を確保しようと思うと、一度でも手放すとあとで引き取ることは非常に難しくなるため、子どもとずっと一緒にいるという覚悟が必要で、いきなり大変な生活環境におかれてしまうことも現実です。
子どもがいるだけで頑張れる、子どもがいるから大丈夫だと気丈に考えている方もいらっしゃるでしょう。でも、ふと孤独を感じたり、ときには精神的に辛くなったり、子どもとどのように向き合えば良いのか分からないこともあると思います。そんな時のための心構えを考えてみましょう。

子どもとの時間を大切にする
母子家庭であろうとなかろうと、子どもとの時間が大切であることはいうまでもありませんが、生活のため、将来のためと仕事に集中しすぎてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。どうしても子どもと過ごす時間は限られてしまうかもしれませんが、食事のとき、お風呂に入るときなどの短い時間でもしっかりと向き合うことが必要だと思います。頑張る母親を子どもは子どもなりにしっかり理解するはずです。

離婚したひとり親としての子どもへの接し方
離婚によりどうしても生じてしまうデリケートな課題もあります。
《離婚について説明をすべきか。》
説明をすべきかどうか、かなり悩まれるでしょう。ただ、嘘をつくことはいけません。うそをついたという罪悪感と今後ばれるかもしれない心配、また本当にウソがばれたときに子どもに与える影響を考えるといことはありません。説明をしないと子どもが「自分のせいではないか?」と考えてしまうこともあるので、子どもが小さいなら小さいなりに説明をしてあげるなど、年齢にあった伝え方が良いようです。
《父親がいないとかわいそうか?》
自分自身にマイナス思考があると子どもにも伝わってしまうものです。あなた自身が「子どもがかわいそう」と思うと子どもは「私はかわいそうな子だ」と思ってしまいます。離婚がベストな選択であったという確信をもち、前向きな気持ちで接してあげていれば子どもにもプラスの影響が出てくることでしょう。
《子どもの問題行動》
親を支えてくれる子どももたくさんいますが、貧困や心の傷が原因で、非行などの問題行動をおこす確率が母子家庭では高いと言われます。非行が本格的に進むと引き返せなくなりますので、少しでも兆候があったときは、注意して子どもと向き合い、早期に対応して解決することが必要です。公的機関や支援団体があるので、普段から相談できるようなネットワークをもっておくことがよいでしょう。

周りの理解を得るために
時間的な制約があるために、職場で肩身が狭いと感じている方も多いのではないでしょうか。逆に時間が制限されているからこそ、その時間をフルに活用してできることを120%行うようにしましょう。1分1秒を大切にし、ストイックに仕事に取り組んでいる人は、一般的な企業の職場でほとんどいません。職場でシングルマザーであることを理解してもらい、何かあった時には助けてもらえるような働き方を日頃からしておけば、困ったときにも協力を得やすいと立場をつくることができるでしょう。

親の協力を得る
なかには何かしらの事情を抱え、親に頼ることができないという方もいらっしゃるかもしれませんが、自分自身の両親は、最大で最良のサポーターになってくれる可能性が高いでしょう。仕事をしているときでも、信頼した人が無償で子どもの面倒を見てもらえることは、何にも代えがたくありがたいものです。経済的な面だけではなく、母子ともに精神的な安心感が生まれてくるでしょう。
ただ、お互いに自立した大人として接することが重要で、甘えすぎることなく少しの手助けをしてもらうくらいの方が長続きするでしょう。親しいからこそ、最低限のマナーとルールは守りたいものです。

シングルマザーは特別ではない
母子世帯数は平成23年現在で123万世帯(岩手県、宮城県、福島県除く)といわれています。
つまり、世の中には多くシングルマザーがいて、さらに増え続けています。また、シングルマザーと同数、もしくはそれ以上がひとり親の子どもで、しかも増えていることも現実です。その原因は離婚が8割ですが、夫のDVや借金、アルコールや薬物の依存症、子供への虐待があれば、母子家庭を選ぶことが最良の選択肢となる場面もあるでしょう。
母子家庭になることで子供に笑顔が戻ったり、今までよりも子供と会話ができるようになったり、勉強に励んだりするかもしれません。子供の幸せにつながることを選択したという強い信念をもつことが家庭を支えていく最大の原動力となることでしょう。

孤独に負けない
シングルマザーのもっとも大きな悩みは「孤独感」だといいます。頼る相手がいない、相談相手がいない、悩みを聞いてくれる人がいない、親にも頼ることができないなど、社会から置いて行かれているような気持ちになり、深夜に一人で起きて泣いてしまう方も多いようです。
また同じように、母子家庭で育つ子どもも「孤独感」を感じやすいといわれていて、授業についていけない、塾や習い事に行けない、服装や遊び道具などが他のお友達と違うなど、学校などで疎外感を受けやすいということもあるようです。
難しい問題ではありますが、母子間のコミュニケーションをできる限りとるようにするとともに、外部のコミュニティにも積極的に参加しましょう。

シングルマザーは悩みや不安を一人で抱えることになり、ストレスを感じることが多いでしょう。そんなときにシングルマザー専用のシェアハウスで同じ境遇にある母親同士が悩みを共有できると、精神的な負担が軽減されます。また、子ども同士が接することで、子どもも孤独感を感じることが無くなってくるでしょう。
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